どういうわけだか、今年自治会の役員になってしまった。これまで自治会活動に全く関心のなかった私、というか、活動にかかわるのは面倒くさいと思い参加せず、(というか、仕事で忙しく、それどころではなかったのです。)それでも年会費3000円払って、義理で会員を続けていた。なぜだ!つらつら思い出すに、自治会の何かのアンケートで問われた項目の答えに、役員やってもよい。 と、間違ってか、血迷ってか、丸印をつけてしまったらしい。学校の役員も地域自治会も今、役員のなり手がいないのはどこにでもある普遍的な現象。それで、すっかりそのこと忘れたころ、御願いします、との依頼が来たのです。断り切れず、引き受けた次第。総会では立候補されたので、と紹介され、拍手により承認されました。内心、忸怩たる思いがありましたが、でもでも引き受けたからには楽しく、積極的にやってやろうじゃないの、と切り替えました。何という変わり身の早さであることよ!君子は豹変す、だな(君子なんておこがましい、ただの変節漢じゃないの)という声は聞こえないふりしして、高齢化した団地住民で形成される自治会、私に何ができるのでしょうか?と、考えているうちにふとビスケットという言葉を思い出しました。この言葉を教えてくれたのは京都に住む高校時代からの友人、彼女は教師を退職してのちも、なにかにつけ、○○をお願いしますとお声がかかるらしい。
そんな彼女のいうビスケットとは微助っ人。なんでも90歳の樋口恵子さんが「老人でも微助っ人できるよー」といった言葉からきているらしい。良いことばですね。微助っ人、ビスケット 高齢化社会 みなさん、お互いビスケットになりましょう。ビスケット食べて毎日元気な暮らし。