趣味が高じると

過去になりましたが、5月のバラの季節、近くの就労支援事業所B型施設 しろつめさんにバラやマローを寄付しました。しろつめさんでは、御茶や入浴剤に製品化して、市役所内の福祉の店、アミ―で販売しました。私が育てた食用バラが何らかの形で世の中に出たり、人のお役に立つのは嬉しい限りです。趣味が高じると、世の中に評価してもらいたくなるような気がします。その評価とは商品として売れるか、ということがバロメーターになるのではないでしょうか?。自分では商品にする、と言うことが実行できない私ですが、それを難なくやってくださったしろつめさんに目を開かされた思いです。(しろつめさんにバラを寄付することを思いついたのは、私は福祉の世界に長く身を置いている人間で、近くにできたB型事業所に関心があったから )しろつめさんの話では、私のバラを食品にするので、欲しい、という方もいた、ということでした。バラ栽培に困難を覚え始めたこの頃、良い刺激になりました。

 さて、3回めの微助っ人朝市にもう一人、野菜販売者が加わりました。朝、駐車場で準備をしている私のところに突然、友人が男性を伴って現れ、野菜を売ってくれる人を連れてきてあげたから、というのです。根耳に水、吃驚です。男性はトラックで野菜もたくさん持ってきています。わー、どうしよう!二人だけでも売れ残り野菜は出るのに、そんなに売れませんよ、と申し訳なさでいっぱいになりながら、説明。状況に戸惑いながらも準備は終わり、朝市が始まりました。 三人とも、(私をいれて4人か!いや、神風のごとく現れた友人入れると5人だわ。)畑が取り持つ縁でここにいる者達です。あっさり、意気投合し、畑をやることで如何に健康になったか、や、ゴルフの話、現役時代、バブル時の不健康な生活(企業戦士は会社経費で高級なお酒、いっぱい飲んでたんですねえ… 私とは無縁の世界の話でした)の思い出話などに花が咲きました。 3人目の微助っ人八百屋さんは2反の畑を一人でやっている、とのことで仰天しました。実家が農家なのかと思いきや、そうではなく、畑を借りてやっているのだそうです。畑が小さいと通路も小さくせざるを得ず、耕運機も使いづらい、連作をしていると、作物が育たなくなるので、土を休ませることが必要、故に畑は広く、と言うことで600坪、2反になったのだそうです。研究熱心なことは土壌菌について語る言葉からも良くわかりました。嬉しくなりました。同好の士が増えれば、関わる人が増えれば、何かが変わります。思いがけず新メンバー参入、これは良い機運、と感じ、またもや神様からのプレゼント、を感じました。自分の育てた野菜を世に出した三人の男性たち、利益も種代くらいになればいいかな、くらいの大らかさ。謙虚さ。

いいことありそう、きっとある!ポジティブな私です。

来年、私は、バラを美味しいジャムにして世に出したい。が夢、いや目標!  朝市でお料理の得意な方と、お知り合いにもなれました。一緒に研究できるといいな!