父の命日

昨日は父の命日。その前日は孫の2歳の誕生日のお祝いが娘の家でありました。大分前に、娘から来てね、と言われた時、私は6月生まれ、今年、ケーキでお祝いしなかったので、孫のお祝いと一緒にやりたい!と図々しくリクエスト。ついては、娘が眼も開いていない頃に拾ってきた猫も6月生まれ、猫又になれるのではないかというくらいのご長寿猫なので、一緒に祝おう!と、ケーキには2人と1匹の名前を入れてもらうことにしました。(つらつら考えるに、ホント、厚かましいばばだわ。)孫2歳、私70歳、猫18歳。ケーキは美味しいと評判のお店に注文した、という。お寿司を食べ終わり、いよいよケーキ、箱を開けるとなんとプレートは3つ、娘夫婦の名前までありました。娘は8月生まれ。パパも8月?誰がオーダーしたのやら、ケーキ屋さんは家族全員の名前までいれてくれたのです。(6,7,8,3か月をカバーするバースデーケーキなんて前代未聞だね。)さらには、ケーキには本物の小さな赤いバラが飾られていて、感動、思わず口に入れ、味を確認!その日の夜は楽しく、にぎやかなひと時を過ごし、私は70の数字のろうそくとお菓子をお土産に家に帰ったのでした。。

 一夜あけた17日、父の命日は、外にでることなく、父のことなど考えながら、静かにのんびり過ごしました。今年は亡くなって35年目か?何年か定かでなくなるほど、長い月日が過ぎました。長い月日が過ぎても、いろんなことが鮮明に思い出されます。親って、こういう風に子供から学ばれるのね。と、気づく。教科書は読むたびに新しい発見がある。色んな事が書かれている。私もあと少しで父の人生と同じ長さの人生を生きたことになる。