畑のサフラン

いい加減バジルを片付けよう、と木質化したバジルの茎を根元から刈り取っていたら、サフランの花が咲いているのに気がついた。もう咲いてる!早い!このサフランは5月に堀上損ねた球根から咲いたもの。やはり、植えっぱなしにしていると成長がはやいのですね。バジルが日差しを遮り、気温を程よく下げてくれたのだろう。去年はサツマイモの葉陰で見つけたっけ。今年はサフラン専用の畑を作り、8月末に小さな球根を大量に植え付けた。慌ててそっちに行ってみると、やっと茎が出始めて、先端から細い緑の葉が見えている。花は咲くだろうか?小さい球根だからよくわからない。球根を太らせるためには花は咲かせない方が良いのだけれど、もし、咲くのなら、畑一面に咲くサフランの花を見てみたい気がする。小指の頭ほどの大きさのものも含め大量に撒いた球根、(植えたのではなく、ばらまいた、というのがふさわしい雑な植え方をしたのです)どのくらいの数がサバイバルするか?再来年まで植えっぱなしにする予定です。

家に帰り、室内栽培のほうは、と確認すると、こちらは白い茎が10センチ近く伸びています。同じ球根でも地面に植えたもの、室内に置いたもの、成長していく姿は違うものですね。 室内栽培では、わずかな陽の光を求めるので、茎が長くなるらしい。まるでろくろっ首。これも必死に生きている結果の姿ですね。雌しべ自体の品質は室内栽培の方が良いので、艱難汝を玉にす、ということでしょうか?

今年は室内栽培の球根の数は昨年の約半分にしました。 スパイス どれぐらいとれるかな?