12月 08日, 2023年
いつもいつも言っている言葉は、時間がたつのは早い!です。最近2.3日に1回は言ってる気がする。言った後でバカみたい、と思う。他に言うことはないのだろうか?久しぶりに友や知人とあうと、彼らはすっかり様変わりしているし、孫たちはあれよあれよ、という感じに成長している。 なのに、私の内面はあまり変わらない。自分が年をとったように感じないのはどうしてだろう? 70なので、老いは確実にあるはずなのに、それをしみじみ感じることはあるのに、すぐ忘れてしまう。いいんだか、悪いんだか・・・ 最近、とある面接を受け、高齢なので・・・と言われて、ヱツ、私のこと?と瞬間思ってしまった。自分に向けられた言葉を不自然に感じてしまったことを、後で振りかえり、やれやれ、と思った。私は高齢者だったよ。 ドリーパートンがNFL(全米フットボールリーグ)の サンクスギヴィングのハーフタイムショーで77歳の年にも関わらず、チア―リーダーの衣装でパフォーマンスしたら、年相応の格好をしろと批判された。その批判に”年齢なんて、ただの数字よ”と彼女は切り返した。すごい! と感心した。"彼女は綺麗、似合っている、"と賛美するコメントは批判より多かった。それでYouTubeで映像を確認、そのとおりだと思った。 77歳でチアーリーダーの衣装をつけ、NFLのハーフタイムショーでパフォーマンスするなんて、その体力、気力、実力を思うと気が遠くなる。すごいなあ、すごいなあ。 最近、血圧が乱高下している私、強気なところを見せて、年齢なんて単なる数字よ、とは言えても、血圧なんて単なる数字よ、とは言えないのが悲しい。これまで、血圧の事で受診したことはないけれど、近々病院に行ってみようかと思う。 最近は、さすがに年寄りの冷や水なんてひどいことわざは使われなくなったし、チャレンジ精神旺盛な高齢者も多い。 過信せず、ほどほどに、楽しくやれたらいいな、と思う。時の過行く速さを嘆かずにすむように。
11月 07日, 2023年
昨日は朝早くから畑に出かけた。朝市でバラを欲しい、というお客様がいらしたので、バラを切りにいったのである。咲きっぱなしにしていた秋バラも結構見ごたえあるくらいに咲いていた。なにより嬉しかったのは、やっと菊が咲いてくれたこと。日当たりのせいか、なかなか咲かないので、まだかまだか、と思っていたので、感動感動!二日前はまだ固いつぼみだったのに。みんな一斉に南向きなのが可愛い! お隣の畑との境に植えていますが、完全に不法侵入しています。
11月 05日, 2023年
ハリーポッターに出てくるマンドレイクは恐ろしい植物である。薬草学の授業でハリーらは苗の植え替えをするのだが、マンドレイクを苗床から引っこ抜くと赤ん坊のような顔をした根っこがすさまじい声を発する。この悲鳴を聴くと死んでしまうので、生徒たちは耳栓をつけて作業しなければならない。先生から厳重な注意があったにも関わらず、油断した生徒が耳栓をせず、声を聴いてしまい、たちまちへなへな、と倒れてしまった、というシーンが忘れられない。マンドレイク、あるいはマンドラゴラ、叫ぶ植物という伝説は、ヨーロッパでは良く知られている。ハリーポッターではその恐怖の根っこが憎々しい赤ん坊の顔であるところが面白い。古今東西、金切り声を出す子供に負ける大人は多いと見える。というのは、私には2歳の孫がいるのだけれど、この子が凄まじい金切り声をだすのである。嬉しすぎる時や、大人をからかう時に出す声はまさにマンドレイク。この声にあっては耳をふさぎ、目を閉じて、身を守るしかない。まさに殺人級。嫌なことに本人はその効果を十分承知している。そして私達は今日もやられてしまった。娘と3人で智光山で行われているイベントに行ったのだけれど、楽しくて、嬉しくて、昼寝も忘れ、テンション上がりまくり、2歳の可愛い盛りの女の子はすっかりマンドレイク化したのです。いやはや大変でした。母と祖母は半日でどっと疲れてしまいました。最近の遠方の友の便りにありました。孫は来て嬉し、帰って嬉し。本当にそうですね。 地中海原産のマンドレイク、実際は悲鳴など上げません。サフランに似た綺麗な青紫色の花を咲かせます。ナス科のようです。
11月 05日, 2023年
いい加減バジルを片付けよう、と木質化したバジルの茎を根元から刈り取っていたら、サフランの花が咲いているのに気がついた。もう咲いてる!早い!このサフランは5月に堀上損ねた球根から咲いたもの。やはり、植えっぱなしにしていると成長がはやいのですね。バジルが日差しを遮り、気温を程よく下げてくれたのだろう。去年はサツマイモの葉陰で見つけたっけ。今年はサフラン専用の畑を作り、8月末に小さな球根を大量に植え付けた。慌ててそっちに行ってみると、やっと茎が出始めて、先端から細い緑の葉が見えている。花は咲くだろうか?小さい球根だからよくわからない。球根を太らせるためには花は咲かせない方が良いのだけれど、もし、咲くのなら、畑一面に咲くサフランの花を見てみたい気がする。小指の頭ほどの大きさのものも含め大量に撒いた球根、(植えたのではなく、ばらまいた、というのがふさわしい雑な植え方をしたのです)どのくらいの数がサバイバルするか?再来年まで植えっぱなしにする予定です。 家に帰り、室内栽培のほうは、と確認すると、こちらは白い茎が10センチ近く伸びています。同じ球根でも地面に植えたもの、室内に置いたもの、成長していく姿は違うものですね。 室内栽培では、わずかな陽の光を求めるので、茎が長くなるらしい。まるでろくろっ首。これも必死に生きている結果の姿ですね。雌しべ自体の品質は室内栽培の方が良いので、艱難汝を玉にす、ということでしょうか? 今年は室内栽培の球根の数は昨年の約半分にしました。 スパイス どれぐらいとれるかな?
9月 24日, 2023年
多事多難は人生の華、ということばを知ったのはいつ頃だっただろう。 まだ若く、小さな子供二人と母子家庭を張り始めたころだ。 辛くて辛くて、でも、そのつらさの正体がわからなくて顔で笑って、心で泣いて、ひたすら子供と遊び、掃除、洗濯、食事づくりに明け暮れていたころだ。...
9月 11日, 2023年
本当は8月末にはやらなくてはいけないのだけれど、畑で死にたくないのと、(何せ猛暑、畑作業は命がけ)と時間が無かったのとで、延び延びになっていたサフランの球根の植え付けをやりました。今年は球根が小さかったので、室内栽培ではなく、畑に植えて、花は咲かせずに球根を太らせよう、と考えてのことです。室内栽培するには大きな球根でなくてはなりません。今年は、大きな球根は昨年に比べ、ごくわずか、4,5ケースほど。果たしてサフランスパイスは取れるのでしょうか? 小さな球根は新しい畑に植えました。30坪くらいの畑、ほぼ全面に植えました。最初は植え溝を作って、一つ一つ丁寧に植えていましたが、日が暮れてくると、それも面倒になり、畑の土の表面にまき散らし、其のうえから土をかけるという、信じられないくらい雑なやり方で、作業を終えました。サフランはハーブなので、強い、球根は小さいし、これで良かろう、との球根への信頼と、このまま干からびさせて球根を無駄にするよりは、ダメもとで、土に入れてみよう、のやけくそ精神でやってみたのですが、さあ、どうなるでしょう。育ってくれるでしょうか? 球根を太らせるには、花を咲かせないようにしなければなりませんが、花芽をを一つ一つ摘むのは気の遠くなる作業です。 きっとできないだろうから、花を畑いっぱい咲かせてみるのもいい、2年間ほど植えっぱなしにしておこうか、などと考えています。30坪の畑いっぱいに咲くサフランの花、その光景を想像すると、ちょっとわくわくしてきます。そんなにうまくいくかな、だめもとサフランの結果がでるのは11月です。
8月 31日, 2023年
バンザーイ! 終わった! 何が終わったって? サビ官のWEB研修が終わったのです。まだ演習が残っているので正確には8割がた終わった!というべきですが。その演習は11月なので、それまでちょっと一息つけます。だから、終わった、という感じ。 まずは関所通過。さて、サビ官というのは福祉の資格の一つで、更新研修が義務付けられているのですが、私には必要ない、と初任者研修を受けたきり、長い間ほったらかしておりました。ここにきて、急にその資格をもつ必要性が出てきて、締め切り直前に受講を申し込んだのです。この年齢で受講する人いるのかしら?と思いましたが・・・。しかし、勉強になるし、と果敢に挑戦しました。研修は、7月24日にはじまりましたが、対面ではなく、パソコンを使っての受講なので、わかりにくいこと、面倒くさいこと。しかも私の悪い性格で、何事によらずお尻に火がつかないと手をつけないので、まだ先のことと、さっさと放り投げてしまいました。そして8月31日が課題提出締め切りなのに、本気になって手を付け始めたのが8月28日というありさまで。。。甘くみていました。パニックになりながら、毎日パソコンにむかっていました。講義を何度も視聴し、テキストを読みの繰り返し。理解していたことがテキストを読むとわからなくなる、という不思議な経験をし、こういう風に理解するのか、と新境地を得たつもりになったのが、最後には最初の地点に戻り、さほど新しくはないな、と不遜にも思ったり、ことばにつまづいて、思考が関係のない方向にむかったり。こけつ、まろびつでありました。それでも、全ての課題を提出できて、やり抜いた、間に合った、という喜びをかみしめています。子供のころから、提出物は期限を守れず、の私。学校の成績も落第しなければそれでよし、といつも際どい線を守っておりました。三つ子の魂100まで、スズメ100まで踊り忘れず、のしょうもない私。今回もこの線でいくことになりそうです。恥ずかしながら、サビ官(サービス管理責任者)の末席を汚させていただきたく、講師の諸先生方、何卒よろしくお頼み申上げます、の心境です。 11月の演習は十分準備して臨みたく、と思いを新たにした、8月31日です。 ひゃははは ヤッホー (意味不明の雄たけびお許しあれ)
8月 18日, 2023年
草刈りをしました。草刈り機を使って。 もはや、草むしりなどできるレベルではなくなってしまい、草刈り機を使っての作業です。鎌で草を刈っていた時、指をけがしてしまい、夏の暑さでその指が不幸にも化膿して、暫く何もできない日が続き、その間に草はぐんぐん育ちました。その成長ぶりに圧倒されて、私はさらに何もできなくなり、草どもは わっはっはっ、どうだ、まいったか!と言わんばかりに背を伸ばし、根を張って、畑一面に領土を拡大しました。見渡す限りの草,草。 完敗です。呆然自失とはこのことです。 かなり前から草刈り機の購入を考えていましたが、私の扱える範囲の手軽な草刈り機では歯が立たないと言うことがわかり、(鎌で怪我をしてしまうくらいですから、広範囲の草を刈れるような馬力のある草刈り機の操作なんて無理無理、危険極まりない、という客観的な意見が多くあったので、泣く泣く買うのを断念。)熟慮の末、人にお願いしました。屈強な男性がたいそう立派な草刈り機でバリバリと刈っていく様は豪快そのもの、あっという間に畑は綺麗になりました。わっはっは、どんなもんだい!と今度は私が草に言う番。やはり、機械の力は偉大です。男性の力は比較にならない。私の太い腕はうどの大木と知りました。刈り取った草は集め積み上げると大きな山ができました。これはたい肥にします。やっと畑をきれいにすることができ、一安心。
7月 18日, 2023年
昨日は父の命日。その前日は孫の2歳の誕生日のお祝いが娘の家でありました。大分前に、娘から来てね、と言われた時、私は6月生まれ、今年、ケーキでお祝いしなかったので、孫のお祝いと一緒にやりたい!と図々しくリクエスト。ついては、娘が眼も開いていない頃に拾ってきた猫も6月生まれ、猫又になれるのではないかというくらいのご長寿猫なので、一緒に祝おう!と、ケーキには2人と1匹の名前を入れてもらうことにしました。(つらつら考えるに、ホント、厚かましいばばだわ。)孫2歳、私70歳、猫18歳。ケーキは美味しいと評判のお店に注文した、という。お寿司を食べ終わり、いよいよケーキ、箱を開けるとなんとプレートは3つ、娘夫婦の名前までありました。娘は8月生まれ。パパも8月?誰がオーダーしたのやら、ケーキ屋さんは家族全員の名前までいれてくれたのです。(6,7,8,3か月をカバーするバースデーケーキなんて前代未聞だね。)さらには、ケーキには本物の小さな赤いバラが飾られていて、感動、思わず口に入れ、味を確認!その日の夜は楽しく、にぎやかなひと時を過ごし、私は70の数字のろうそくとお菓子をお土産に家に帰ったのでした。。 一夜あけた17日、父の命日は、外にでることなく、父のことなど考えながら、静かにのんびり過ごしました。今年は亡くなって35年目か?何年か定かでなくなるほど、長い月日が過ぎました。長い月日が過ぎても、いろんなことが鮮明に思い出されます。親って、こういう風に子供から学ばれるのね。と、気づく。教科書は読むたびに新しい発見がある。色んな事が書かれている。私もあと少しで父の人生と同じ長さの人生を生きたことになる。
7月 17日, 2023年
過去になりましたが、5月のバラの季節、近くの就労支援事業所B型施設 しろつめさんにバラやマローを寄付しました。しろつめさんでは、御茶や入浴剤に製品化して、市役所内の福祉の店、アミ―で販売しました。私が育てた食用バラが何らかの形で世の中に出たり、人のお役に立つのは嬉しい限りです。趣味が高じると、世の中に評価してもらいたくなるような気がします。その評価とは商品として売れるか、ということがバロメーターになるのではないでしょうか?。自分では商品にする、と言うことが実行できない私ですが、それを難なくやってくださったしろつめさんに目を開かされた思いです。(しろつめさんにバラを寄付することを思いついたのは、私は福祉の世界に長く身を置いている人間で、近くにできたB型事業所に関心があったから )しろつめさんの話では、私のバラを食品にするので、欲しい、という方もいた、ということでした。バラ栽培に困難を覚え始めたこの頃、良い刺激になりました。 さて、3回めの微助っ人朝市にもう一人、野菜販売者が加わりました。朝、駐車場で準備をしている私のところに突然、友人が男性を伴って現れ、野菜を売ってくれる人を連れてきてあげたから、というのです。根耳に水、吃驚です。男性はトラックで野菜もたくさん持ってきています。わー、どうしよう!二人だけでも売れ残り野菜は出るのに、そんなに売れませんよ、と申し訳なさでいっぱいになりながら、説明。状況に戸惑いながらも準備は終わり、朝市が始まりました。 三人とも、(私をいれて4人か!いや、神風のごとく現れた友人入れると5人だわ。)畑が取り持つ縁でここにいる者達です。あっさり、意気投合し、畑をやることで如何に健康になったか、や、ゴルフの話、現役時代、バブル時の不健康な生活(企業戦士は会社経費で高級なお酒、いっぱい飲んでたんですねえ… 私とは無縁の世界の話でした)の思い出話などに花が咲きました。 3人目の微助っ人八百屋さんは2反の畑を一人でやっている、とのことで仰天しました。実家が農家なのかと思いきや、そうではなく、畑を借りてやっているのだそうです。畑が小さいと通路も小さくせざるを得ず、耕運機も使いづらい、連作をしていると、作物が育たなくなるので、土を休ませることが必要、故に畑は広く、と言うことで600坪、2反になったのだそうです。研究熱心なことは土壌菌について語る言葉からも良くわかりました。嬉しくなりました。同好の士が増えれば、関わる人が増えれば、何かが変わります。思いがけず新メンバー参入、これは良い機運、と感じ、またもや神様からのプレゼント、を感じました。自分の育てた野菜を世に出した三人の男性たち、利益も種代くらいになればいいかな、くらいの大らかさ。謙虚さ。 いいことありそう、きっとある!ポジティブな私です。 来年、私は、バラを美味しいジャムにして世に出したい。が夢、いや目標! 朝市でお料理の得意な方と、お知り合いにもなれました。一緒に研究できるといいな!